南房総市に住んでいると、どうしても視界が海寄りになる。🌊
窓を開ければ潮の匂い、少し走れば港、観光ポスターもだいたい青い。
そんな生活をしていると、房総半島の内陸部について、驚くほど無知になる。
正直に言う。
長南町について、これまで深く考えたことはなかった。😅
「千葉県だよね?」
「たしか内陸だよね?」
この程度の認識で止まっていた。
南房総市民としては、外房は勝浦、内房は木更津、
その先は…まあ、そのうち考えよう、みたいな感じだ。
今思えば、かなり雑で、だいぶ失礼だ。💦
そんな自分が長南町を調べるきっかけになったのは、
たまたま目に入った“人口”の数字だった。📊
2025年12月1日現在、
長南町の人口は 6,907人。
そして、平成27年(2015年)の人口は 8,186人。
約10年で、1,279人減少している計算になる。
数字にすると、なかなか重たい。
……とはいえ、ここで偉そうに
「人口減少が深刻ですね」
なんて言える立場かというと、南房総市民の自分は黙るしかない。🤐
こっちだって、胸を張れる状況じゃない。
他人の健康診断の数値を心配してる場合じゃないだろ、と
少し自虐混じりに自分へツッコミを入れたくなる。
それでも、気になった。
だから調べてみた。📚
長南町は、千葉県にある。
これは当たり前だが、場所を説明しようとすると意外と難しい。
房総半島の、ほぼ真ん中あたり。
海はない。
山深い秘境というほどでもない。
田んぼが広がり、里山があり、
静かに生活が続いている、典型的な内陸の町だ。🌾
南房総市が
「海!観光!非日常!」
と前に出るタイプだとしたら、
長南町は
「まあまあ、落ち着いて」
と縁側に座らせてくるタイプ。🍵
この温度差が、実に千葉県らしい。
写真で見る長南町の風景は、派手さがない。
だけど、空が広い。
建物が低い。
人の生活が、風景の中にちゃんと収まっている。
こういう場所は、
住んでいる人にとっては当たり前で、
外から見る人にとっては、どこか懐かしい。🌤️
人口が減っているという事実は、確かに重い。
6,907人という数字は、小さくない現実だ。
でも、南房総市に住んでいると、
「人口=暮らしの価値」
ではないことも、肌感覚でわかってくる。
人が少ないからこそ、
渋滞がない。🚗
騒音が少ない。
空気が、やけに静かだ。
店が少ないのは不便だけど、
その分「今日はもういいか」と諦めがつく。
この諦めが、意外と心を軽くする。😌
……完全に負け惜しみかもしれないが。
長南町も、きっと似た感覚を抱えながら、
日々の暮らしを続けているんだと思う。
大規模な再開発はない。
SNSでバズる観光地も、たぶん少ない。
でも、畑を耕す人がいて、
町内放送が流れて、
夕方になれば家に灯りがともる。🏠
南房総市から見ると、
長南町は「近いのに知らない町」だ。
車で行けば、それほど遠くない。
なのに、目的地として選ばれにくい。
これはもう、完全にこちら側の怠慢だろう。🚙💦
平成27年から2025年までの人口減少は、
単なる数字じゃない。
その中には、引っ越した人もいれば、
亡くなった人もいて、
新しく生まれた命も、もちろんあったはずだ。
数字の裏には、
普通の生活が、静かに積み重なっている。📦
南房総市に住んでいて、
内陸の町に目を向ける余裕がなかった自分は、
今回それを少しだけ反省した。
千葉県は、やっぱり一枚岩じゃない。🌍
海の町もあれば、
内陸の町もある。
観光で賑わう場所もあれば、
静かに暮らしを守る町もある。
その全部が、同じ千葉県だ。
特別な結論があるわけじゃない。
解決策を語れるほど、立派でもない。
ただ、数字を見て、場所を調べて、
少し想像してみただけだ。
それだけで、
長南町は「知らない町」から
「少し気になる町」に変わった。🙂
次の休み、
あてもなく車を走らせて、
長南町方面へ曲がってみてもいいかもしれない。🛣️
迷ったら迷ったで、それもまた、
千葉県らしい休日ということで。🍃
調べている途中で、ふと見つけたのが
石川県の穴水町だった。👀
人口は 6,678人。
長南町の 6,907人 と、かなり近い数字だ。📊
千葉県と石川県、場所も環境も違うけれど、
似た人口規模の町が、同じように日常を積み重ねていると思うと、
数字が少しだけ身近に感じられた。🙂
人口6,678人の穴水町が気になって、つい深掘りしてしまった
